さいたま市で3日朝、乗用車が信号機の柱に衝突する事故があり、事故直後の救出の一部始終を目撃者が撮影していました。

3日午前9時半頃、さいたま市岩槻区の交差点で、信号機の柱に乗用車が衝突する事故がありました。

事故直後に撮影された映像からは信号機が根元から完全に折れ曲がり、車道を覆うように横たわっていることが分かります。

その付近には、原形が分からないほどにフロント部分が大破した黒い乗用車が運転席側を上にして横転していて、事故の衝撃の強さを物語っています。

事故直後に救助を手伝った目撃者によりますと、横転した車の周りにはエンジンオイルが漏れていて、運転手の男性は車内でエアバッグとシートベルトに挟まれてぶら下がっている状態で救出できず、声をかけると返事があったため、消防隊が駆けつけるまで声をかけ続けたということです。

また、映像には消防隊員が車から脱出できない男性に「名前言えますか?」と問いかけている様子もあり、男性はその後、運転席側の窓部分からハシゴを使って救出されました。

警察などによりますと、男性は病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。

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ネット取材部
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社会部
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今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。

風巻隼郎
風巻隼郎

1996年新潟県出身。
社会部で、司法クラブ検察担当、コロナ取材班、千葉県警を担当。
現在は、警視庁捜査二課・暴対課を担当。