今年も高倍率?ピースの毛を使ったフェルト人形の抽選販売始まる
愛媛県砥部町にある県立とべ動物園の人気者といえば、ホッキョクグマのピース。
ピースの本物の毛と羊毛で製作したピースのフェルト人形の抽選販売の受付が10月1日から始まった。
去年は25個の販売に約2200通の応募があり約90倍の高倍率の人気に。今年も26歳に合わせて26個の販売に人気が殺到するかもしれない。

人工哺育で育ったピース ぬいぐるみのような姿で人気者に
1999年に生まれたとべ動物園のピースは人工哺育で育てられた。
飼育員の高市さんが自宅に連れ帰り親子のように育て、ぬいぐるみのような姿で一気にとべ動物園の人気者になった。

今年26歳のピースは今も元気な姿を見せてくれる
そんなピースも今年の12月2日で26歳を迎える。
ホッキョクグマの平均寿命は25~30歳といわれているが、動物園によると「落ち着いてまったりと過ごしている」ということで、来園者に元気な姿を見せている。

本物の毛を使った大人気のフェルト人形に人気殺到
去年25歳の誕生日を記念して製作したのが、ピースの毛を使ったフェルト人形だ。
ピースの抜けた毛を洗浄したあと羊毛を混ぜ合わせフェルトにし、立体感のある人形に仕上げている。大きさは体長9センチで、1個づつ手作りしているためピースの表情も違うオリジナルだ。
去年は25個の販売に約2200通の応募があり抽選倍率は約90倍。
今年も26個の販売に高倍率の抽選になるのは必至だ。
ピースの毛を詰めた小瓶とフェルト人形、ピースの記念缶バッジがついて価格は1万8000円。10月1日からはがきでの応募をはじめ、31日必着で受け付ける。
詳しくは「とべ動物園のホームページ」にて紹介している。
