5年後30%の目標に届くのでしょうか。大手企業の女性役員の割合が2割に満たないことが分かりました。
経団連が行った調査によりますと、東証プライム市場に上場する企業の女性役員の割合は、2024年より2.3ポイント増え、18.4%となりましたが、この時期の政府の目標値19%を下回りました。
一方、東証プライム市場に上場する経団連会員企業の女性役員の割合は19%で政府の目標値に到達しています。
また社内から昇格して役員になった、いわゆる“はえぬき”の女性役員は、2.2%にとどまり、社外の人材に頼る状況が続いています。
政府は2030年までに東証プライム市場に上場する企業の女性役員の比率を30%以上にする目標を掲げています。
(2025年7月時点 経団連会員企業のプライム市場 上場企業数712社)