ローソンが“値引きおにぎり”の売上げを活用して、福祉施設にコメを寄付しました。
東京・葛飾区のこども園に届けられたのは、国産のブレンド米60kgです。
ローソンは、全国約1万4000の店舗で消費期限が近づいたおにぎりに値引きシールを貼って販売していますが、1つ購入されるごとに1円分のコメを購入し、全国の福祉施設に届ける取り組みを行っています。
寄付を受けたこども園では、1年間に約1トンのコメを消費しています。
物価高で食材の調達が難しくなる中、こうした施設の負担を減らす狙いもあり、8月分だけで全国に約30トンのコメを寄付する予定です。
幼保連携型認定こども園すなはら・高橋広美園長(高は“はしごだか”):
作られた方にも喜びだし、その取り組みをしたローソンも喜びだろうし、それを分けてもらえた私どもも喜び。
ローソン サステナビリティ推進室・鈴木一十三さん:
1000万人以上毎日来ていただいているコンビニなので、我々ができる、お伝えできるメッセージってあるのでは。
以前は1店舗当たり1日推計約8kgの食品ロスが出ていましたが、今回の取り組みによって、8月だけで少なくとも135万個分のおにぎりが廃棄されずに済んだということです。
ローソンは今後、弁当やサンドイッチなどでも実施を検討していきたいとしています。