職員へのセクハラ問題を巡り、市議会で不信任が可決された南城市の古謝景春市長が、自身の進退を10月6日に表明することがわかりました。
古謝市長のセクハラ問題を巡っては、市が設置した第三者委員会がセクハラ行為を認定したほか、職員に被害を申告したかを問いただしたり、口裏合わせを求めたりする音声データの存在が明らかとなっています。
南城市議会が9月、古謝市長に対する不信任決議を賛成多数で可決し、古謝市長は10月6日までに、議会の解散か辞職を選択するか判断しなければ、自動失職となります。
市長の動向が注目されるなか、南城市は古謝市長が10月6日に市議会の中村議長と面談し、文書を手渡すと発表しました。
文書の内容は明らかになっていませんが、古謝市長がセクハラ行為を否定していることなどから、関係者の間で「市議会の解散に踏み切るのではないか」との見方が広がっています。
ところで南城市は当初、3日に古謝市長が市議会に文書を手渡すと発表していましたが、市長の体調不良を理由に、日程を6日に変更しました。