9月、沖縄県浦添市に住む30代の男性が、警察官を騙る人物などから現金およそ1250万円を騙し取られました。
9月、浦添市の30代の男性の携帯電話に、クレジットカード会社の職員を名乗る人物から「カードが不正利用されている恐れがあるので警察に繋ぎます」と電話がありました。
県外の警察官や検察官を名乗る人物に、ビデオ通話などで「あなた名義の口座が詐欺に使われている」「逃走防止のため金を差し押さえる必要がある」などと説明された男性は、総額およそ1250万円を送金したということです。
県内では2025年、189件の特殊詐欺事件が確認され、被害総額は2024年の倍以上となる4億7700万円にのぼっています。
警察は捜査機関が金を送るよう指示することはないとして、不審な電話を受けた際は一人で判断せず、周囲や最寄りの警察署に相談するよう呼びかけています。