田久保眞紀 市長の学歴詐称問題により混乱が続く伊東市では、選挙権を持たない子供たちが停滞する市政を前進させるよう市長に要望書を提出しました。

伊東市では市政を憂う高校生の有志が「いとう子どもみらい会議」を立ち上げ、9月21日に意見を交わしました。

参加したのは小学生から高校生までの16人で、背景には伊東市が混乱する中、選挙権を持っていない若者の声を市政に反映させてほしいという思いがあります。

会議では自由に遊ぶことができる公園の設置や自習室の設置を求める声があがり、10月2日は宮内友暉 代表が田久保市長に要望書を提出しました。

この中で、宮内代表は田久保市長が市議会6月定例会の所信表明で述べた「『市民目線を忘れず、初心を決して曲げることなく、一方で皆様の声にしっかりと耳を傾けながら、即決即断し、行動力を発揮して、伊東のまちが真の意味で活力のあるまちに再生を果たす』という言葉に基づき、市民の意見を反映しやすくする体制づくりを強く要望します」と伝えると、田久保市長は「やり取り(の場)を作っていきたい」と返しています。

終了後、取材に応じた宮内代表は「伊東市の失われた3カ月をちょっとでも良い方向に動かせたらいい」と口にした上で、いま市政に対して一番欲していることについて「街に混乱がなく、伊東出身と胸を張って言える環境が非常に大事」と話しました。

テレビ静岡
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