インドで開かれているパラ陸上の世界選手権・男子100メートル視覚障害T13で、福井市出身の川上秀太選手(アスピカ所属)が10秒91をマークし、悲願の金メダルを獲得しました。
川上選手は2度のスタートのやり直しがありながらも、集中力を切らさずスタートを決め、中盤以降も逃げ切って10秒91で金メダルを獲得しました。
川上選手は福井テレビの取材に対し、「勝ち切れて素直に嬉しい。アメリカ・ロサンゼルスで開かれるパラリンピックを見据え、今後も結果を出したい」と喜びの声と抱負を寄せました。
川上選手は去年、初出場の世界選手権で銀メダル、パリで開かれたパラリンピックでは日本人で36年ぶりとなる銅メダルを獲得するなど、日本パラ短距離界のホープとして期待されていて、今回、悲願の「世界一」獲得となりました。