チンパンジー研究の第一人者として知られるジェーン・グドールさんが亡くなりました。
91歳でした。
イギリス出身の霊長類学者、ジェーン・グドールさんは1960年、アフリカのタンザニアで始めた野生チンパンジーの研究で、動物が道具を使うことを発見し、科学界に大きな衝撃を与えました。
また環境保全団体を設立したほか、青少年を対象にした環境教育プログラムを創設し、日本を含む世界各地で講演活動を行い環境保全を訴え続けました。
団体によりますとグドールさんは1日、講演ツアーで滞在中のアメリカ・カリフォルニア州で亡くなりました。