今年6月、SNS型投資詐欺で東大阪市に住む50代女性から現金530万円をだまし取った疑いでベトナム人の男2人が逮捕されました。
SNS型投資詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれもベトナム人で住居不定・無職の男(22)と東京都千代田区に住む無職の男(30)です。
2人は氏名不詳者らと共謀の上、投資会社社員などになりすまし、株の投資名目で現金をだまし取ろうと考え、5月7日ごろから、氏名不詳者らがメッセージアプリを使用して、大阪府東大阪市に住む50代女性に投資サイトにアカウントを作成させ、投資サイト上の取引口座に現金を入金すれば運用利益により現金が増えるかのように装い現金を集金担当者に渡すと同額分が取引口座に反映されるなどの嘘のメッセージを送信し、6月29日、東大阪市内の駐車場で投資会社の集金担当者になりすまし、女性から現金530万円を受け取り、だまし取った疑いがもたれています。
2人は別の詐欺事件で逮捕されていて、その余罪捜査で今回の事案への関与が発覚。
警察によりますと、被害女性は警察から問い合わせがあるまで騙されていることに気付かなかったということです。
2人は、SNS型投資詐欺の受け子グループとみられています。
警察は共犯事件のため、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。