福島第一原発の内部の手のひらサイズのドローンによる調査を目指します。
東京電力は、福島第一原発3号機で溶け落ちた核燃料デブリの本格的な取り出しに向け、ドローンによる内部調査を11月以降に始めることにしていて、1日、千葉・柏市で訓練の様子を公開しました。
訓練では、原子炉を再現した模型の中を手のひらサイズのマイクロドローンが障害物を避けながら飛行し、内部の様子を撮影しました。
ドローンが撮影した映像をもとに原子炉内の形状を3D化することなどを見込んでいます。
福島第一原発では、溶け落ちた核燃料デブリが1号機から3号機で約880トンあると推定されていて、内部の撮影で取り出しに向けた検討をすすめたいとしています。