世界各国の医師が核兵器廃絶に向けて話し合う国際会議が、2日に長崎市で開幕するのを前に1日、関係者が平和公園を訪れ原爆犠牲者に花を手向けました。
平和公園を訪問したのは各国の医師や大学教授、医学生など約80人です。
2日から長崎市で初めて開催されるIPPNW=核戦争防止国際医師会議。
34カ国から300人以上が出席予定で、「核なき世界」をテーマに医療従事者ができることなどについて話し合います。
関係者は1日に平和祈念像に花を手向け、原爆犠牲者に黙とうを捧げました。
フィンランドから参加 カティ ユワ 共同代表
「(会議で訴えたいのは)すべての核兵器を世界からなくすしかないこと。それが安全な世界を作るための唯一の方法」
ザンビアから参加 国際的学生代表 ワルスンゲ ムトングさん
「若い人たちは未来のためだけでなく、今の重要な役割を果たしているから(核兵器廃絶に向け)若い人達が声を発することが重要」
会議は2日から出島メッセ長崎で3日間開催され、初日のプログラムは一般公開されます。