2026年春に長崎市役所に入庁する内定者を対象にした交流イベントが1日に初めて開かれました。

そこには人材確保や離職を防ぐ「人事戦略」があります。

イベントには長崎市職員として採用され、2026年春に入庁する38人が参加しました。

勤務条件や業務の説明を受けた後、社会人の基本「名刺交換」をして内定者同士の交流を図ります。

そして、市職員として働く上で福利厚生やプライベートなど、不安や疑問に思っていることを書き出し、先輩職員がそれに答えます。

内定者
「専門職で入庁しても異なる部への異動はあるのか」

人事課担当者
「(異なる部署でも)いろんな役割があるので、希望や自分の強みを発揮できるか、ぜひアピールしてほしい」

イベントは長崎市が2024年8月に策定した「人事戦略」の一環で、今回初めての開催です。

内定者の不安を解消し、入庁後のギャップを減らす目的があります。

人事課主事 三原千明さん
「離職者が増えたり、技術職などは人材獲得に苦戦しているので、いろんな人事的な取り組みができれば」

社会人経験の内定者(機械職)
「顔を知ってた方がコミュニケーションをとりやすい」

新卒内定者(土木職)
「交流をすることで不安も減るし、入庁するのが楽しみ」

入庁前の交流で打ち解けた未来の市職員たちは2026年4月1日を心待ちにしているようでした。

テレビ長崎
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