山陰地方は1日、青空が広がり秋の空気を感じました。
出雲市では小学生が学校給食用に栽培されたコメの収穫に挑戦しました。
福島睦アナウンサー:
すっきりとした青空のもと、出雲市の田んぼでは小学生が稲刈りに挑戦しています。
稲刈りに挑戦したのは、出雲市斐川町の西野小学校の5年生約100人です。
刈り取るのは、学校給食のために栽培された「きぬむすめ」です。
この稲刈り体験は、子どもたちに農作物を育てる喜びを知り、生産者への感謝の気持ちを育んでもらおうと20年前から行われています。
多くの子どもたちにとって鎌を扱うのは初めてのこと、始めは株の硬さに苦戦したもののすぐにコツを掴み、次々と刈り取っていきました。
児童:
結構大変で、これをやって食べられているんだなと思いました。農家さんの人たちを思って食べたいと思いました。
児童:
大変で、苦労してもらっているので、味わって食べたいです。
この後、刈った稲を干すため、児童たちは2人1組になって稲の束をつくり、紐で縛っていきました。
50分ほどで約200キロを収穫しました。
児童:
また別のありがたみを思ったりすることができた。僕が作った米なのかなって思ったりしながら食べる。
農事組合法人 上直江ファーム・嘉藤孝幸組合長:
みんな一生懸命でやっとるけん良いかなと思います。次の世代になってほしいなと思っておりますけど、楽しんで思い出作りにしてほしいと思います。
収穫したコメは今後、学校給食で提供されるということです。