10月がスタートした中、鳥取県庁では衣替え…ではなく「ハロウィーン」の仮装!
ハロウィーンの聖地化を目指す鳥取県。
「本番」を10月31日に控え、県の職員が先頭に立ってムードを盛り上げます。

Q何の仮装ですか?
県職員:
ネイティブアメリカンの仮装です。

1日朝の鳥取県庁、広報課を訪ねてみると…「アラブの石油王」に「ミャクミャク」?職員が思い思いのコスチュームで業務にあたっていました。

都市部では、ごみの放置や騒音などが問題となっている「ハロウィーン」のイベント。鳥取県は、広大な鳥取砂丘で思う存分楽しんでもらおうと、2024年からハロウィーンの聖地として観光客を呼び込むプロジェクトに取り組んでいます。

ハロウィーン本番の10月31日まで広報課の職員が「仮装」して勤務。
プロジェクトをPRします。

県職員:
「万博ロス」を1つのテーマにして、民族衣装で仮装して仕事に取り組んでいます。

今回狙うのは「万博ロス」!10月13日に大阪・関西万博が閉幕するのを受けて、ハロウィーンには「万博ロスは鳥取で」をテーマにした仮装で砂丘に集合。
楽しかった万博を思い出してもらう趣向です。

マツケンサンバ風ミャクミャクのコスチュームを着て勤務する職員は「いつもよりサンバれ(頑張れ)そうだなと思います」とノリノリ。
「ちょっと反射がまぶしいくらい」と仕事には支障はない様子です。

また「ネイティブアメリカン」に仮装した職員は「いつもと違った格好をすることで、新しい視点を感じながら仕事をすることができています」と話し、見ためはユニークですが、仕事ぶりはいたってまじめです。

一方、「万博ロス」の人たちを受け入れる鳥取砂丘では…。

杉谷紡生記者:
こちらの施設では…「トリックオアトットリート!」の合言葉を言うと、記念のハロウィーンカードがもらえます。

案内施設・ビジターセンターでは、館内をハロウィーン仕様に。
訪れた人にはハロウィン限定の記念品をプレゼント。
ハロウィーンの仮装も無料で貸し出す予定です。

鳥取県広報課・吉尾真歩さん:
鳥取砂丘の周辺施設が一体となって、鳥取砂丘ハロウィーンパーティーを盛り上げていきますので、ぜひお土産物屋さんなどにも立ち寄って楽しんでいただけたらと思います。

県は、鳥取砂丘でのハロウィーンイベント直前の日曜日、26日に大規模な仮装パレードも計画。鳥取砂丘の「聖地化」を目指します。

TSKさんいん中央テレビ
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