福岡県内の企業で10月1日に内定式が行われ、来年の春に入社する内定者たちは決意を新たにしていました。

福岡市博多区で行われたJR九州の内定式には、来年4月に入社予定の内定者80人あまりが参加しました。

JR九州では「ウェルカムパーティー」と題して立食パーティー形式での「内定式」を行っていて、内定者は現役社員らと交流を深めました。

一方、1日から新しい社名になった会社では…。

◆クラフティア 安川仁 上席執行役員
「みなさんがクラフティアの入社1期生になります。この会社で皆さん自身が主役を演じて頂くということを今から私は大いに期待しています」

「九電工」から1日、新社名になった「クラフティア」です。

来年4月に入社予定の内定者約160人が出席し、内定書を受け取りました。

新しい社名について内定者たちは…。

◆内定者
「最初見たときは驚いてカタカナのかっこいい感じになるというので、親しみやすい名前になったと思った」

◆内定者
「最初に見たときは海外のベンチャー企業なのかなと思うほどガラッとイメージが変わったので、僕たちが新しい時代の1年目になるのでもっともっとフレッシュさ全開でがんばりたい」

クラフフティアは2029年度までに45歳の年収を1000万円にする計画を掲げているということです。

◆記者リポート
「間もなく内定式が行われるんですが、会場となっているのはなんと映画館です」

福岡に本社を置くディスカウントストア「ミスターマックス」は、創業100周年を記念して初めて映画館で内定式を開き、約40人の内定者が出席しました。

平野能章社長は「これからのミスターマックスを共に作り上げてくれることをうれしく思っています」とお祝いの言葉を述べました。

そのあと内定者を代表して、九州産業大学に通う副島雄一さんが内定証書を受け取りました。

副島さんは自宅近くのミスターマックス店舗でオープンの時からアルバイトをしたことがきっかけで、入社を志したといいます。

◆内定者 副島雄一さん
「(アルバイトをしていて)どういう会社かは知っていたので『こういう風にやっていくのかな』という構想はあったんですけど、それを上回るレベルで士気をあげていただいた」

式の終盤では、家族や関係者からのサプライズメッセージも。

「自分らしさを忘れず仲間を大切にしながら前に進んでください。家族みんなでずっと応援しています。雄一、頑張れ」

エールを受けた内定者たちは、社会人としての決意を新たにしていました。

◆内定者 副島雄一さん
「これからミスターマックスの一員として、自覚と責任を持ってお客様や関わる全ての人に、より良いあすを届けられるよう頑張っていきたい」

映画館という特別な場所から、内定者たちは新たなスタートを切りました。

テレビ西日本
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