10月も食品や飲料品の値上げが続く中、お得なプライベートブランドが10月1日から値下げです。
10月は半年ぶりの値上げラッシュ。
帝国データバンクによりますと、10月の食品や飲料品の値上げは3024品目に上る見込みです。
最も多いのが炭酸飲料やお茶、アルコール飲料などで、500ミリのペットボトル飲料が1本200円の大台に。
ほかにもコメの価格高騰を受けて、サトウ食品のパックご飯や日本酒、納豆の価格も引き上げられます。
相次ぐ値上げが家計を圧迫する中、救世主となっているのが、お得な「プライベートブランド」です。
◆街の人
「プライベートブランドはよく利用している。食べてみて、そこまで(味に)大差ないので」
「例えばマヨネーズとかだったら、プライベートブランドの方が(安いから)いいかなと思う」
小売店などが独自に企画・開発し、流通のコストなどを抑えることで、割安な価格で提供されています。
中でも高い認知度を誇るのがイオンの「トップバリュ」。
品ぞろえは約8000品目に上り、昨年度の売り上げは1兆円を超えました。
こうした中、全国のイオンで1日から始まったのが、トップバリュの値下げです。
◆記者リポート
「食品コーナーの入り口には『少しでも生活応援 今こそ値下げ』というブースができています」
対象商品は食料品と日用品合わせて60品目で、値下げ率は「最大34%」。
広告費の削減や物流の効率化などにより、お得なプライベートブランドをさらに安く提供しているといいます。
福岡市の店舗でおすすめを聞いてみると…
◆イオン福岡店 齋藤敬士 店長
「まずひとつめのおすすめが“冷凍ブロッコリー”。冷凍なので相場に左右されずに、無駄なく使えます」
少量から使えて便利な冷凍ブロッコリーが、税抜きで10円の値下げ。
そして…
◆イオン福岡店 齋藤敬士 店長
「続きまして、こちら“ごはんパック”。まだまだお米が高い中、こちらは安定供給ですので」
コメの価格高騰が続く中、「防災食」としてストックもできるパックご飯は税抜きで20円もお得に…
さらに日用品は…
◆イオン福岡店 齋藤敬士 店長
「毎日欠かせないティッシュペーパー」
こちらは税抜きで30円も値下げしています。
◆買い物客
「すごい嬉しい。家計に響きますもんね」
「すごくありがたい。今、何でもかんでも高いから、(いつも)値段とにらめっこしているから」
◆イオン福岡店 齋藤敬士 店長
「これからも多分値上げは続くかと思うが、お買い得に購入してもらえるよう、企業努力を頑張りますので、みなさまにお越しいただけたら」