中国の次の外相候補として有力視され、拘束されたとの情報があった党外交部門のトップ、劉建超氏が交代したことがわかりました。
失脚したとみられます。
中国共産党中央対外連絡部の劉建超部長は、外遊から戻った7月下旬、当局に拘束されたとアメリカの有力紙が伝え、その後の消息がわからなくなっていました。
こうした中、9月30日、中央対外連絡部のホームページで部長として中国外務省出身の劉海星氏が就任したことがわかり劉氏の交代が確認されました。
交代の理由について説明はありませんが失脚したとみられます。
劉建超氏は次の外相候補として有力視され、2025年4月には自民党の森山幹事長が会長を務める日中友好議員連盟が中国を訪問した際に面会するなど、共産党と海外の政治家らとの交流を担ってきました。