以前、さんさんテレビが取材した四万十市中村で銭湯を盛り上げる小学生たち。彼らの名前は「銭湯盛り上げ隊」。そのメンバーたちが今度は「町」を盛り上げようと立ち上がりました。
みんなで呼びかけ:
「ようこそ! 四万十へ」
中村駅に到着した特急列車に手を振るのは中村小学校の2年生と5年生の児童たち。ホームに降りたった観光客にお手製の中村の市街地の地図を手渡していました。おすすめの店が写真付きで紹介されています。
地図のほか佐田沈下橋や一條神社の看板猫・ミコが写っているポストカードを配りました。
地図など渡す様子:
「中村を楽しんでください」
「地図です」
「楽しんでください」
観光客:
「ありがとうございます」
この活動は子供たちが地域や社会と関わりながらまちづくりをする「しまんとこどもプロジェクト」の一環。中村小のメンバーのほか幡多農業高校、中村西中学校のプロジェクトがあり2026年2月までそれぞれ自分たちが考えた「まちづくり」を行います。中村小のメンバーの中には…
銭湯に入る様子:
「ちょうどいい湯加減だな」
「銭湯盛り上げ隊」として中村に唯一残る銭湯「中村温泉」を利用しその魅力を伝える活動をしている児童もいます。
銭湯盛り上げ隊:
「銭湯盛り上げ隊!行くぞ~」
今回盛り上げるのは「町」です。
渡す様子:
「中村楽しんでくださ~い」
東京からの観光客:
「予期せぬ出会いで子供に戻りたい気持ちになりました。町おこしを今からやっているのはすごくいいと思います」
静岡からの観光客:
「いいですね。すごいかわいくてこんなものまでいただいてうれしいです。いろいろ見て回ろうと思っています」
この日は中村駅のほか近くにある物産館・サンリバー四万十でも観光客に地図を配りました。
プロジェクトメンバー・岡本花さん:
「この店すごくいいなとかおすすめの店を楽しんでもらいたい。がんばって元気な声で渡したりすることができました」
プロジェクトリーダー・川村晴琉さん:
「いろんな人がうれしそうだったので良かったです。人が喜ぶような言葉を出せたのでまたこれからも続けたいです」
中村小の児童たちによるプロジェクト。10月はハロウィーンの仮装をしておもてなしをするということです。