30日は県内各地で涼しい朝を迎え、鹿児島県湧水町では秋の風物詩といわれる雲海が見られました。

30日朝6時すぎ。湧水町の魚野フライトエリアからは、日の出とともに雲海が見られました。

雲海は、大きな寒暖差や無風などの限られた条件で発生し、秋の風物詩ともいわれています。

30日朝の県内の最低気温は伊佐市大口で17・3℃、鹿児島市で22・0℃、霧島市溝辺町で17.5℃など、県本土の全ての観測地点で今シーズン最も低くなり、涼しい朝となりました。

雲海は霧島連山のふもとを覆うように広がり、見物に訪れた人たちは朝日を浴びて次第にオレンジ色に染まる様子をうっとりと見つめていました。

見物客
「初めて。とってもすてきでびっくり」
「(お隣の)伊佐市に住んでいるが、母と姉が遊びに来たので1回連れていきたいなと思って。いいタイミングで見ることができてよかった。親孝行できた」

県内では10月1日も同じくらいの涼しい朝となりそうです。

鹿児島テレビ
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