地域の発展や人材育成に貢献することを目的に、福井県立大学と福井高専が29日、連携協定を結びました。まずは高専の学生が、県立大学でインターンシップを行います。
29日は、県立大学の岩崎行玄学長と福井高専の長谷川章校長が協定書にサインしました。
県立大の岩崎学長は「教育・研究の振興、若者の県内定着、地域の活性化、そして持続可能な社会の発展に貢献していきたい」とし、福井高専の長谷川校長も「両校の強みを掛け合わせることで新たな研究テーマの創出が期待される」と話しました。
まずは来年度、研究内容が近い生物関連の分野で高専の物質工学科の4年生が県立大学の生物資源学科でのインターンシップを行う計画です。
交流を重ねることで、将来的に地域の発展に貢献する新しい価値や人材を生み出したいとしています。
両校にとって、県内の高等教育機関との協定は初めてです。