投開票まであと5日となった自民党の総裁選挙の情勢について、FNNが国会議員の動向を独自に調査したところ、小泉農水相が約80人を超える議員の支持を固め、他の候補をリードしていることがわかりました。
FNNが29日までに自民党所属の国会議員の動向を調べたところ、小泉氏が80人を超え、全体の3割弱にあたる幅広い議員の支持を受けています。
現時点では林官房長官が2位で、旧岸田派の議員を軸にしつつ、石破首相の周辺議員らも支持にまわり、約60人を固めました。
高市前経済安保相は、旧安倍派や保守系の議員らを中心に40人台半ばの支持を受け、追う展開です。
小林元経済安保相は、2024年の総裁選でも支援した中堅・若手を中心に約30人、茂木前幹事長も、自らが率いた派閥の議員を中心に約30人となっています。
まだ態度が明らかでない議員が50人ほどいて、今後、情勢が変わる可能性もあります。