ヨーロッパ最大級となる中国大使館の建設計画が進むイギリス・ロンドンで28日、建設に反対するデモが行われました。
建設予定地はロンドン中心地の王立造幣局があった跡地で、広さは約2万平方メートルと完成すればヨーロッパ最大級の大使館となります。
ここを拠点に中国当局がスパイ活動や民主化勢力への監視を強めるのではとの懸念から、地元住民や香港から移住した民主活動家などから反対の声が上がり、28日、抗議デモが行われました。
香港の「雨傘運動」と同じく、黄色い傘を掲げて抗議の声を上げています。
デモ主催者の1人:
私たちが本当に恐れているのは国境を越えた検閲や抑圧です。
イギリス政府はまだ建設を認めておらず、最終的な判断を10月下旬に行うとしています。