全ての子供が楽しめる公園作りに取り組む北九州市は、障がいの有無などにかかわらず誰もが楽しめる「インクルーシブ遊具」の体験会を開いています。

小倉北区の山田緑地で始まった体験会は、北九州市が進める「すべてのこどもが主役になれる公園」の整備に向けた取り組みの一環で、初日の27日は、障がいのある子供たちが遊びに訪れました。

ユニバーサルブランコは、車椅子からの乗り移りが楽で、寝そべったままでも乗ることができます。

一方、砂場は、車椅子に座ったまま砂遊びができるよう、高さを持たせているのが特徴です。

会場には、こうした誰もが楽しめるユニバーサル遊具13種類が10月19日まで設置され、市の職員らが常駐して使い心地などを聞き取ります。

◆保護者
「普段、遊びに行く所が本当になくて」
「楽しそうでした。一番、楽しんでいたんじゃないかと思います」

◆施設の職員
「やっぱりこういう遊具でみんなと一緒に遊べるというのが、魅力的かなとは感じています」

北九州市は、体験会や関係団体との協議を通して利用者の要望を取り込み、年度内に整備計画を策定する方針です。

テレビ西日本
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