地域で長年受け継がれてきた伝統工芸品の数々を一堂に集めた展示会が、福岡市で開かれています。

博多の伝統工芸を身近に感じてもらおうと、10年ほど前から毎年春と秋に開かれている、この展示会。

会場では、杉やヒノキを曲げて作る「博多曲物」や、素焼きの土で仕上げた「今宿人形」など、5種類、合わせておよそ250点の工芸品が展示・販売されています。

招き猫がボールで遊ぶ作品は、「若い世代にも工芸品を身近に感じてほしい」と、若手の職人が制作しました。

◆女性客
「博多張子のかわいい作品があったので、テンションが上がっています」

◆福岡市 地域産業支援課 安達由雅さん
「『こんなに素晴らしい工芸品が、福岡で昔から作り続けられているんだ』ということを、まずはここに来て、見て、知ってほしいと思う」

この展示会は、「はかた伝統工芸館」で、今月30日まで開かれています。

テレビ西日本
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