新駅舎の開業からまもなく1年を迎える愛媛県松山市のJR松山駅で、記念の鉄道フェスタが27日から始まり、家族連れや鉄道ファンでにぎわっています。
去年、およそ70年ぶりに駅舎がリニューアルされたJR松山駅。29日で開業から1年を迎えるのを記念して駅西口などで鉄道フェスタが開かれています。
フェスタでは開業1周年の記念切手の限定販売やJR四国の人気観光列車「伊予灘ものがたり」で実際に使われていた砥部焼の皿や弁当箱なども販売され、オープン前から長蛇の列ができていました。
香川から:「ぼくは朝8時(から並んだ)。あさイチの特急で」
「1周年の記念グッズで、切手があるんですけど、切手を一番の目当てで」
また、西日本各地の駅弁43種類を一堂に集めた瀬戸内駅弁フェアや様々なおもちゃの車両が走るジオラマも展示され、子どもたちを楽しませていました。
父親:「松山から、電車が好きだから来たね」
子ども:「楽しかった」
父親:「電車に乗る機会はないんですけど、でもきれいになって、またここら辺も発展していってくれたら観光客も増えていいかなと思います」
JR四国によりますと松山駅は1日に平均1万1000人が乗り降りしていて、開業後、四国で2番目に利用客の多い駅になったということです。
鉄道フェスタは28日も開かれます。