富山県南砺市五箇山の秋を彩るこきりこ祭りが行われ、伝統の「こきりこ踊り」が披露されました。
南砺市の五箇山地区に伝わる「こきりこ節」は、日本最古の民謡といわれ、こきりこ祭りでは保存会が神様に奉納する「こきりこ踊り」を披露しました。
「ささら」の哀愁漂う響きと優美な舞が訪れた観光客を魅了し、カメラを向ける人の姿も多く見られました。
その後、祭りでは、観光客も一緒になって輪踊りが行われ、会場一体となって祭りを楽しんでいました。
今年は4月に開幕した大阪・関西万博で「こきりこ」が披露されたこともあり、祭りを訪れた外国人観光客の数は例年の2倍ほどだということです。
*ドイツからの観光客
「とても良かった。」
*ドイツからの観光客
「とても素晴らしい踊りだった。とても楽しかった」
*石川から来た人
「ここに来ると落ち着く感じがする。本来の自分に戻れるような感じ。世の中色々な事件が起きているがここに来ると全部忘れられる」
こきりこ祭りはこの後、午後7時から3つの保存会による競演会や全員参加型の総踊りなどが行われ、フィナーレを迎えます。