記録的な大雨で水没した三重・四日市市の地下駐車場。
国交省は止水板の故障を把握しながら約4年間放置していたとして初めて謝罪しました。
国土交通省三重河川国道事務所・伊藤秀則副所長:
代替案含め、我々も管理運営事業者と協議すべきだった。放置していたことをおわびさせていただいた。
26日は駐車場浸水の原因や復旧方法を検討する有識者の委員会が開かれ、国交省三重河川国道事務所は車の出入り口の止水板を上げる装置について、「2021年12月に管理会社から故障の報告を受け、修理について協議中だった」と説明しました。
その上で国として代わりの対応などを検討する必要があったと認め、「駐車場の利用者におわびしたい」と話しました。
「くすの木パーキング」では9月12日の大雨で274台の車が水没し、現在も搬出のめどは立っていません。