中華人民共和国の成立76周年を祝う式典が24日、長崎市で開かれました。

式典で大石知事は中国向けの水産物の輸出再開について「しっかりと実現したい」と述べました。

長崎市内のホテルで24日開かれた式典には大石知事をはじめ、県内に住む華僑など約400人が出席しました。

今年3月に就任した中国駐長崎総領事館の陳泳総領事は「今年は総領事館の開設40周年で、今後も長崎と中国の友好関係を大切にし、受け継いでいく必要がある」とあいさつしました。

一方、大石知事も「長崎と中国は一衣帯水の関係」と述べたうえで、経済面への期待感を示しました。

「現在、水産物の中国向け輸出再開に向けた手続きが進められている」「こういった動きをしっかりと実現をさせていって、食を通じたさらなる交流の発展につなげていきたいと考えている」

ただ県によると現在、中国側で事業者の再登録が行われているものの、具体的な再開の時期は未定だということです。

テレビ長崎
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