4年連続で過去最少を更新です。

県教育委員会は25日、2026年度の公立高校68校の募集定員を2025年度より40人減らし、1万1930人とすると発表しました。

25日、県教育委員会は会見を開き、2026年度の公立高校68校の募集定員を2025年度から40人減らし、1万1930人とすることを発表しました。

募集定員は4年連続で過去最少を更新しました。

これは指宿高校の普通科が1学年3学級から2学級に減ることに伴うものです。

指宿高校では2025年度まで、3年連続で入学者数が定員に対して40人以上下回り、進路希望調査でも2026年度の入学者が現在の定員を40人以上下回ることが予想されています。

県教育委員会 高校教育課・宮永治参事
「県教委としては今後も将来の生徒数の推移や進路希望の結果、学校や地域の状況等を勘案しながら募集定員の策定をしていきたい」

県内の公立高校では指宿高校と同様に2025年度、定員を入学者数が40人以上下回る高校が18校あるということです。

県教育委員会 高校教育課・宮永治参事
「(入学者数の減少は)いわゆる私学の無償化も一つの側面として考えられる。(募集定員を減らすと)地域から学びがなくなってしまうことにもつながりかねないので、慎重に判断・検討しながら進めている」

公立高校の一般入試は2026年3月4日と5日の2日間です。

鹿児島テレビ
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