県は25日、先週の感染症情報を発表しました。
前の週と比較してインフルエンザの患者数は増加し、新型コロナは減少傾向ですが、子供の感染事例が目立ち、県はうがい、手洗いなど感染対策の徹底に注意を呼びかけています。
県によりますと、9月15日から21日までの県内の定点医療機関のインフルエンザの患者の報告数は175人で、前の週から4人増えています。
定点医療機関あたりの報告数を保健所ごとに見ると、流行発生警報が発令されている川薩が17.33人と突出し、次いで伊集院、鹿屋の順となっています。
年齢別では10歳未満が最も多く、次いで10歳から14歳と子供の感染が目立ちます。
一方、新型コロナは前の週は全国で6番目の水準で、今回は大幅に減少しましたがこちらも14歳以下の感染が多くなっています。
県はうがい、手洗い、室内の換気など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。