詐欺被害を繰り返し防いだとして、静岡中央警察署は銀行と郵便局の担当者を特殊詐欺被害防止マイスターに認定し感謝の思いを伝えました。

特殊詐欺被害防止マイスターに認定されたのは静岡銀行瀬名支店の堀江真弓さんと静岡七間郵便局の大吉唯之さんで、水嶋春彦 署長から認定証が贈られました。

県警は繰り返し被害防止に貢献した人を”マイスター”に認定する制度を導入していて、2人はそれぞれ8月のほか、2024年6月と2025年2月に詐欺を防いでいます。

静岡銀行瀬名支店・堀江真弓さん:
皆さんの貴重な預金なので、それを守ることができたのはとても良かったと感じております

静岡七間郵便局・大吉唯之 局長:
会社の中でも情報共有して、より一層本当にやっていきたいと、身が引き締まる思いです

9月25日はこのほか4人に感謝状が贈られました。

そのうちの1人、静岡銀行の本多さんは2023年マイスターに認定され、これまでに5回被害防止に関わっています。

アンテナを高くし詐欺の傾向の情報収集を心がけていると話します。

静岡銀行瀬名支店・本多位知子さん:
話をとにかく深堀りして、少しでも疑問に思うことはお客様にまず聞く、その上でどうかなと疑わしいなと自分で感じるところがあったら(対応している)

県警は、現在は特に通信事業者や警察官をかたる詐欺に注意が必要と呼びかけていて、金融機関などの協力を得ながら被害防止に努めたいとしています。

テレビ静岡
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