カープは今シーズンも残すところあと5試合です。
シーズン最終盤で気になるのは個人タイトル。
小園選手が現在複数部門でトップに立っていますが、タイトル獲得の可能性をあらためて見てみましょう。
プロ7年目の今シーズン、リーグを代表するバッターへとさらなる成長を見せている小園海斗。

まずトップに立っているのが「打率」です。
既に規定打席へ到達しており、現在セ・リーグ唯一の3割バッター。
2位の巨人・泉口は2割9分5厘。
1分以上の差をつけるなど初の首位打者へ視界良好です。

<セ・リーグ 打率ランキング> 
1 小園(広) .306   残り5試合
2 泉口(巨) .295   残り5試合
3 中野(神) .285   残り4試合


「最多安打」のタイトルは熾烈な争い。
小園が既に自己最多を更新する159安打をマーク。
追いかけているのは阪神・近本と中日・岡林で、その差は5本。

<セ・リーグ 安打数ランキング> 
1 小園(広)    159 残り5試合
2 近本(神)    154 残り4試合
2 岡林(中)    154 残り5試合

全く予断を許さない状況で、こちらは最後の1試合まで続く争いになりそうです。

「出塁率」も僅差の戦い。
ここでも小園が3割6分2厘でトップに。
キャリアハイを大幅に上回る数字を残しています。
小園を追いかけるのは阪神勢・大山と森下翔太。
2位・大山とはわずか5厘差ですが、阪神はカープより残り試合が1つ少ない中、これがどう影響するのか。
最終戦まで目が離せません。

<セ・リーグ 出塁率ランキング> 
1 小園(広) .362  残り5試合
2 大山(神) .357  残り4試合
3 森下(神) .3543 残り4試合

小園にとってはどの部門であってもトップで終われば自身初のタイトル。
栄冠と共にシーズンを終えることができるのか、小園の挑戦はいよいよ大詰めを迎えます。
打率や出塁率の場合は、残り試合が残っていても1位が確定していれば残り試合に出場しないこともあります。(率を下げないため)。
ただ小園の場合は最多安打もかかっているため、打率や出塁率で1位が確定的になっても欠場できない可能性があります。(欠場すると安打数で抜かれてしまう可能性あり)。

テレビ新広島
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