福岡県警の眞崎俊行刑事部長(59)が女性職員にセクハラ発言をしたとして、本部長注意の処分を受けていたことがわかりました。
眞崎氏は25日付で辞職しました。
県警監察官室によりますと眞崎氏は今年7月、福岡市博多区で開かれた飲み会で、同席した女性職員2人の前で性的な発言をしたということです。
8月下旬に監察官室に報告があり、調査を進めていました。
眞崎氏は調査に対し「酒に酔い覚えていない部分もあるが、被害者が話していることが事実だと思う」「恥ずべき行為であり弁解の余地もない。本当に申し訳ない」と話しているということです。
眞崎氏は9月上旬に「一身上の都合」として辞職願を提出していて、県警は25日付で本部長注意の処分とし、眞崎氏は辞職しました。
県警は後任の刑事部長に森中正・暴力団対策部長を充てる人事を発表しました。
県警監察官室は「幹部による事案で重く受け止めており、厳正に対処しました」とコメントしています。