広島県三次市では秋を告げる花「ヒガンバナ」が見ごろを迎えています。

三次市吉舎町におよそ10アールに渡って広がるヒガンバナの群生地は、地域の住民たちが協力して草刈りなどの手入れを続け、大切に保護してきました。

20年ほど前に観光地化し、多くの人が訪れるようになりましたが、8年前に鹿の食害で一時的に消滅。

その後、地元住民が管理を徹底し、5年をかけ一部の復活に成功しました。
去年はおよそ4000人が訪れたということです。

【辻ハ組営農集団・竹尾英樹代表】
「21年前の景色に戻すために頑張ってるんで、群生地になる前の景色を今年、来年と見ていただけたら嬉しいです」

今年は猛暑や少雨の影響で開花が1週間遅れ、今週末から10月初めにかけてが見頃だということです。

テレビ新広島
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