アメリカ・テキサス州の移民収容施設で3人が銃撃されて死傷し、捜査当局はICE(移民税関捜査局)を狙った事件とみて捜査しています。
テキサス州ダラスで24日早朝、ICEの収容施設に向かって、隣接する建物から容疑者が銃を発砲しました。
この銃撃で当時施設内にいた1人が死亡し、2人が負傷しました。
現地当局は「職員にけがはなかった」と発表し、被害者は収容者とみられています。
容疑者は銃で自らを撃って死亡し、そばには「反ICE」と刻まれた未使用の銃弾が残されていたことから、FBIのパテル長官は「政治的な動機に基づく攻撃だ」と批判しました。
アメリカでは政権による移民取り締まりに反発し、ICEを狙った事件が相次いでいます。