国連安全保障理事会は23日、ウクライナ情勢をめぐる首脳級会合を開き、ウクライナのゼレンスキー大統領が和平に向けて団結を呼びかけました。

国連総会と並行して開かれたこの会合で、ゼレンスキー大統領はロシアについて「アメリカを恐れている」と述べ、停戦後のウクライナの「安全の保証」にアメリカが関与することの重要性を強調しました。

さらに、防空システムを強化して空からの攻撃を封じれば「ロシアは地上でも戦争を継続できない」と指摘し、各国に団結してロシアへ圧力をかけるよう訴えました。

会合にはアメリカのルビオ国務長官も出席し、和平に向けた状況について「停滞どころか、さらなる激化の兆候さえある」と不満を示したうえで、「追加制裁を課す選択肢がある」とロシアに警告しました。

ゼレンスキー大統領は24日に国連総会で一般討論演説を行う予定です。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。