北九州市の学校給食をめぐりSNS上で誤った情報が拡散していて、1000件以上の苦情が寄せられていることが分かりました。

◆北九州市教育委員会 太田清治 教育長
「教育委員会がムスリムの子供たちに特化した給食の提供を決定したという事実はございません」

北九州市教育委員会によりますと、SNS上で「北九州市がムスリム対応給食の実施を決定した」という誤った情報の投稿が拡散されています。

これに対し、市にはこれまでに1000件を超える苦情が寄せられているということです。

今年2月、アレルギーのある子供に配慮して特定原材料など28品目を除いて実施された「にこにこ給食」と呼ばれる取り組みが曲解されたとみられています。

市教委は、今後も1人でも多くの子供たちが一緒に食べられる給食を実現していきたいとしています。

テレビ西日本
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