自民党福岡県連の建物に赤い塗料を吹きかけたとして建造物損壊の罪に問われている男の初公判が24日に開かれ、男は起訴内容を認めました。
建造物損壊の罪に問われているのは福岡市中央区の無職、大石貴被告(64)です。
起訴状などによりますと大石被告は今年5月と7月、福岡市博多区にある自民党福岡県連の出入口のドアに赤い塗料を吹きかけ損壊したとされています。
24日に福岡地裁で開かれた初公判で大石被告は起訴内容を認め、「自民党政権をなんとか終わらせたいなという気持ちだった」と述べました。
検察側が「不満や怒りを一方的に募らせた」と懲役1年を求刑した一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
判決は10月1日に言い渡されます。