去年1年間に富山県内を訪れた観光客は3842万人余りで、元日に能登半島地震が発生しましたが、過去10年で最も多かったおととしの水準を維持しています。
県によりますと、去年県内を訪れた観光客は3842万3000人で、元日に発生した能登半島地震の影響などでおととしから1.3%減りました。
ただ、北陸新幹線開業前の2014年からの10年間で最も多かったおととしに次ぐ水準で、コロナ禍前の2019年と比べると9.8%の増加となっています。
県は能登半島地震を受けた国の観光支援「北陸応援割」や去年3月の北陸新幹線敦賀間開業にあわせてJRなどと行った「北陸デスティネーションキャンペーン」の効果があったとみています。