岩手県岩泉町の高校生が、地域の中で危険が潜んでいる場所を小学生に学んでもらおうと、9月22日にジオラマを使った防災教室を開きました。
この防災教室は岩泉高校が行ったもので、22日は小本小学校の4年生から6年生24人が高校生と一緒に自分たちが住む地区の地形を再現したジオラマづくりに取り組みました。
ジオラマが完成すると、児童たちは津波や大雨の際の浸水被害や、土砂災害がどこで発生しやすいのか、どこに避難すべきなのかを確認していました。
また児童たちは災害から身を守るためには、危険な場所を事前に認識しておくことや、食料などを持ち出せるように備えることが必要と学んでいました。
小本小学校の児童
「津波が来るところや、どこに避難すべきか土砂が来るところをよく知れた」
「バックなどを家に帰ってから準備したりしていきたい」
岩泉高校2年 佐々木駿斗さん
「災害についてを周りの人に共有できるようになってくれたらうれしい」
岩泉高校では2024年からこの活動を行っていて、今後も続けていきたいとしています。
(岩手めんこいテレビ)