富山県南砺市では23日、五箇山地区に伝わる伝統民謡「麦屋節」を歌い踊る五箇山麦屋まつりが行われました。
まつりでは平小学校の児童31人が勇壮な笠踊りや優雅な手踊りを披露しました。
五箇山麦屋まつりは平地区下梨で行われる秋祭りで、平家の落人が刀をくわに持ち替え、麦を刈るときに唄ったとされる麦屋節などを唄い踊ります。
また、笠踊りコンクールも行われ、13人の参加者が足捌きや笠捌きを披露し、なかには地元の駐在さんやフランスからの参加者もいました。
23日午後7時からは、平高校の郷土芸能部や地元の保存会が共演した麦屋節の舞台が披露され、午後9時からは一般の人も参加できる総踊りが行われることになっています。
*五箇山麦屋まつり 辻精二実行委員長
「これはどなたでも大歓迎なので、この総踊りの中に加わって一緒に楽しんでいただけたら」