呉に海軍の本拠地が設置されて以来、戦没者などを祀っている呉海軍墓地で23日、戦後80年の合同追悼式が行われました。
《黙とう》
呉市上長迫町にある呉海軍墓地には、戦没者などを祀る慰霊碑や墓碑が建てられていて、23日、合同追悼式には遺族や市民などおよそ700人が参列しました。
式では長迫小学校の児童たちが、「生きていて楽しいと思える平和な世界を作らなければならない」と誓いの言葉を述べたあと、海上自衛隊の儀仗隊が弔銃を発射し、戦没者たちに敬意を表しました。
【参列した遺族】
「私も今年90歳を迎えますので、誰かに伝えなければいけないと思って、きょうは娘と一緒に参列した。平和な日本であってくれればいいなと願うばかり」