自民党の総裁選に出馬する高市前経済安保相は21日、インターネット番組の収録で、経済の活性化により豊かな暮らしを実現する考えを強調した。
高市氏は、「チャンネルくらら」の収録の中で、「経済が活性化されないと、国民の皆様の暮らしの豊かさを実現できない」とした上で、「需要が供給を少し上回る経済政策」を目指す考えを重ねて示した。
一方、21日が故・安倍晋三元首相の誕生日であることについて問われると、「本人がいないことは、今も私たちにとって寂しいことだ」と述べた。
また、「(安倍元首相は)何としても経済を成長させようとした。たくさんの方が幸せになるように、国を守れるように、と。その方向性は、しっかりと継承する」と強調し、「日本と日本人を愛してやまなかった方だから、その気持ちもしっかりと受け継いで頑張りたい」と語った。