能登半島地震の被災地を襲った奥能登豪雨から21日で1年です。
石川・輪島市などでは21日の朝、黙とうがささげられました。
2024年9月21日に発生した奥能登豪雨では、能登に線状降水帯が発生し、各地で浸水や土砂崩れが相次ぎました。
災害関連死を含む19人が亡くなり、1900棟以上の住宅に被害が出ました。
21日は輪島市や珠洲市など各地に献花台が設けられ、多くの人が手を合わせ犠牲者を悼みました。
献花に来た人たちは、「本当にさみしいよね。1年があっという間。景色は私の心の中の原風景とはすっかり変わりました」「豪雨の時をいつまでも見るたびに思い出して、悲しい時があります」と話しました。
また、各地で災害が発生したとみられる午前9時半には黙とうが捧げられ、輪島市役所では馳知事らが犠牲者の冥福を祈りました。