東京・江戸川区の子ども食堂を訪れた茂木氏は、食事をともにしたほか、けん玉で遊んだり、トランプで手品を披露するなど、子どもたちとの時間を過ごした。
その後、記者団の取材に対し、子ども食堂の「単に食事を提供するということにとどまらない、子どもの居場所づくり」としての機能を強調し、「家族の絆や地域の絆は、とても大切だと思っている」と語った。
その上で、自身が掲げている数兆円規模の生活支援特別地方交付金の創設について、子ども食堂など「これまで行政の手が行き届かなかったことにも活用してもらいたい」と述べた。
また、食材の調達を巡る物価高の影響にも言及し、「物価高の早急な対策が必要だ」と強調した。
「子どもたちの笑顔に接することができたことが一番の収穫だ」と微笑んだ茂木氏は、記者団から翌日に告示が迫る総裁選への意気込みを問われると、「全力で頑張りたい」と表情を引き締めた。
そして、「すでに自分が考えている政策について明確に打ち出したつもりなので、しっかり丁寧に訴えていく」と述べた。