記録的な不漁が続いていた北海道南部のスルメイカ漁。

 9月に入り水揚げが増え函館市の市場は活気づいています。

 道南のスルメイカ漁は、初日の水揚げを断念するなど不漁が続いていました。

 しかし9月に入り状況が一転。

 9月20日は、約15トン水揚げされ、市場の取扱量は2024年9月の21トンを既に大幅に上回っています。

 函館魚市場によりますと、苫小牧沖など太平洋側での漁が好調だということです。

 「不漁続きの中でまとまった量があるのが続いているのはすごくいいこと」(函館魚市場 今村雄平さん)

 全国的に太平洋側の漁獲量が増えていて、水産庁は2025年度の漁獲枠を現状から34%増やすことを決めました。

北海道文化放送
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