9月20日、北海道夕張市で新聞配達員の男性が10メートルほどの距離にクマがいるのを目撃しました。

 市内では、農業用ハウス内のミニトマトが食い荒らされた痕とクマのような足跡も発見されていて、警察が注意を呼び掛けています。

 クマが目撃されたのは、夕張市南清水沢1丁目付近の住宅です。

 9月20日午前4時15分ごろ、新聞配達員の男性が投函中に住宅の裏手にクマがいるのを目撃しました。

 クマは体長約1.5メートルで、西方向の山林に歩いていったということです。

 一方、午前6時ごろには同市沼ノ沢付近で、70代の農家の男性が農業用ハウス内のミニトマトが食い荒らされているのを発見しました。

 農業用ハウスは幅6メートル、長さ70メートルの2棟で、ミニトマトは10から20本食い荒らされ、近くには幅10センチほどのクマのような足跡も残されていました。

 警察によりますと、当時ハウスは開放された状態だったということです。

 警察は付近をパトロールして警戒を強めています。

北海道文化放送
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