阪神・淡路大震災から30年の節目に合わせ、国内外の被災地の知事らが参加して「創造的復興サミット」が開かれました。
「創造的復興」は、阪神・淡路大震災からの復興にあたり、兵庫県が「被災前よりも良い社会を造る」と提唱した理念で、その後、世界に広がっています。
20日のサミットには、石川県や熊本県など国内の被災地の知事に加え、巨大地震があったトルコや戦禍が続くウクライナの自治体関係者も出席し、復興への課題を報告しました。
【兵庫県・斎藤元彦知事】
「被災地の責務として、これからも震災の経験と教訓の伝承・継承に取り組んでいきたい」
サミットは、国内の被災地が連帯して創造的復興の理念を継承していくことなどを盛り込んだ「ひょうご宣言」を採択し、閉幕しました。