実りの秋を迎え、長野県飯田市の棚田「よこね田んぼ」で20日、稲刈りの体験会が開かれました。

「ザクザク」と鎌で次々に刈り取られる稲。ここは「日本の棚田百選」にも選ばれた飯田市千代の「よこね田んぼ」です。

5月に植えたコシヒカリが収穫の時を迎え、稲刈り体験会には県内外の田んぼのオーナーなど170人が参加しました。

小雨も降る天気でしたが、参加者は黄金色になった稲穂を鎌で丁寧に刈り取っていました。

参加した市内の小学生:
「足が田んぼに埋まったり、稲が硬くて難しかったけどうまくできてよかった」

埼玉県から参加:
「鎌で刈る時の爽快感があって、普段食べているお米が手作業で作られているという思いも感じられて、楽しかったです」

体験会を企画した地元の棚田保全委員会によりますと、今年は例年並みの2400キロの収穫を見込んでいるということです。

長野放送
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